|
|
発売日:平成12年12月8日
判 型:A4判
頁 数:総頁153頁(カラ-)
定 価:本体19,000円(本体価格)
|
発注コード50633
ご注文はこちらをクリック
内 容:
勝手の名工たちの能面9面を座右に置きそれぞれの造形と彩色を再現する。
個々の制作の工程の全てを写真映像によりせまり、その技法を解説する。
胡粉、黄土、朱、金泥から剥落模写、さらに金具の制作に至まですべてを公開。
本書は、面打ち40年、緻密な彩色で知られる作者の観察力と技法を2年余りに至って追跡収録した待望の書である。
古面の解説 :中西 通
写真 :齋藤 雄致
|
|
|
●十六 古元休 出目満永作・・・・・・・・江戸初期
●三日月 河内 井関家重作・・・・・・・・桃山〜江戸時代
●三光尉 近江 児玉満昌作・・・・・・・・江戸時代初期
●増髪 洞白 出目満喬作・・・・・・・・江戸時代初期
●龍女 伝氷見宗忠作・・・・・・江戸時代初期
●橋姫 宮田筑後作・・・・・・・・江戸時代初期
●釣眼 是閑 出目吉満作・・・桃山時代
●顰 友閑 出目満庸作・・・江戸時代初期
●般若 洞白 出目満喬作・・江戸時代初期
関連書籍
●高津紘一能面を打つ -面の舞台と型紙-
詳細はこちらをクリック
発注コード57012
ご注文はこちらをクリック
著者プロフィール:
1941年神奈川県平塚市に生まれる。
1964年京都にて能面師を志す
1987年高津能面展を開催
1989年平塚八幡宮に「翁」面を納める
1990年創作面「氏政」、「秀吉」両面が使用され、小田原城薪能
にて初演される
1991年丹波篠山 能楽資料館の研究員となり古面の研修
1992年″92日本現在秀作工芸選抜バルセロナ展″出品
1993年神奈川県神社庁より表彰
1994年ロータリー文化奨励賞を受賞
1996年国立能楽堂にて復曲能「実方」上演にあたり、創作曲
「実方」が重要無形文化財保持者・梅若万紀夫師により
演能される
1997年佐渡能楽資料館の設立にあたり、作品制作の依頼を受
け能面20点が展示保存される
1998年観世流梅若万三郎家所蔵の面「能面手鑑」の出版に際し
面の記録、採寸を担当する
2000年金剛流宗家所蔵の面「金剛家の面」の出版に際し、
面の記録・採寸を担当する。
|