能面制作での竹べらは、書籍57038 能面を打つ「打ち方の基本と型紙」で掲載されています

上塗り彩色が終了後、へらで押さえながら肌地に変化を付けます
つるっとした肌では無く裂けた様な感じに仕上がります
◎目の縁に竹べらの裏を使って墨を部分的にこすり取るようにキズを付けていきます
◎唇のきわにも49046天然煤液チャン(古色液10㎖)青墨を溶いた古色液を作り唇にさし境目をぼかします、さらに歯も古色をさし、竹べらでキズ彩色をします

「能面を打つ 打ち方の基本と型紙」より